高齢者の低栄養について

2016年02月13日

「高齢者の食生活チエック」をしてみて、チェツクの数が多いほど、低栄養状態が疑われ、食生活の見直しが必要となります

 特に、たんぱく質とエネルギーが十分に摂取できない状態の方が多く、これをPEM(タンパク質・エネルギー低栄養状態)といい、要介護度の悪化、褥瘡などと関連があるため早期の予防・改善が必要となります。施設や在宅でケアを受ける高齢者の30~40%にPEMのリスク者が存在するといわれ、健康な方でも入院や手術などをきっかけにPEMへ移行する方が多くみられます

 ●どのように判断するのか?
   「血清アルブミン値」「体重減少率」などから判断し、血清アルブミン値が3.8g/dl以下になったり体重が6か月~1年間で平常時から
  5%以上の減少がみられた場合、低栄養状態が強く疑われます。

 ●低栄養を予防するには
   食べられるものを、食べられるときに 食べられる形で

  また不足しがちなタンパク質を「明治プロティンZn」などをお味噌汁などに混ぜ補給するのも良いでしょう


<高齢者の食生活チェツク>
 ・以前(約6か月前)に比べて体重が減少している
 ・1日の食事回数が2食以下である
 ・主食(ごはん・パンなど)の食事量が減っている
 ・牛乳・乳製品をあまり摂らない
 ・食事の介助が必要である
 ・咀嚼・嚥下が困難である
 ・近頃、入院や手術などで生理的ストレスを受けた
 ・毎日一人で食事をしている
 ・食べる気力がない





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